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嘘つき姫と盲目王子
昔々・・・とは言っても
だいたい3か月前のことだが
僕は『嘘つき姫と盲目王子』という作品に出合った。
実際のファーストコンタクトは
ようつべの動画広告でイメージムービーを見た時だった
志方あきこさんが歌う『月夜の音楽会』・・・

もう3か月(個人的にゲームのネタバレを解禁しても大丈夫だろうと思う時間)経っているので
容赦なくネタバレするよ
この『月夜の音楽会』に聞き入りまして・・・
「これは買ってみるか、誕生日近いし」
って思ったのでした。
『月夜の音楽会』、これエンディングでも使われてて
そこで聞くと
また違った印象を受けるのがステキ
エンディングまでたどり着いたときに手に入るトロフィーが
『スタート地点』
っていうのもいいなぁって感じます。
日本一ソフトウェア
日本一(少女に厳しい)ソフトウェア
ということで
「バッドエンドだろうなぁ・・・しょんぼりする結末だろうなぁ・・・
 誰かが死ぬんだろうなぁ・・・自殺・・・はまた別のゲームか・・・」
っていうのを覚悟して
「覚悟を持てることは幸福なんだ」
って自らに言い聞かせながら遊びました。
最終的に
姫は一連の記憶も歌声も姫の姿も失ってしまい、損をしただけ・・・のように見えて
王子が全てを覚えていて
また会いに来てくれるってのがよかった
そこで雑に記憶が蘇ったりしないのもまたステキだ
完璧なハッピーエンドではないけど・・・よかったって思える結末だったと思います。
エンディング終わった後に
またゲーム冒頭のような朗読とムービーが始まった時
「これで唐突に終わりか、最初に戻ったみたいだ、そういうゲームもよくあるよな。」
って思ったのですが
姫(もうオオカミの化け物に戻っている)の歌声の音符♪が
ギジャギジャになっているのを見つけて
「物語が続いている!!!」
っていうのに気づきました。こういう表現方法もあるのか

全部が終わり、タイトル画面に戻った時に
歌う姫の隣に王子が座っているのが可愛いなと思いました。
この画面を見るのにはまたボスを倒さないといけないといけないっていうのは・・・また別の話だ
手をつないでいる間
姫と王子がにっこりしているのが可愛い
しかし、
ある程度の高さから落ちるとすぐに死んでしまうのは
スペランカーを思い出した
そして
あのキノコの仕掛けは忘れられないぞ
そこまで難しいゲームではなく
ちょうどいい難易度のゲームなのもよかった
イノシシの敵は所見殺し的なのも多かったが
あのタヌキの敵もかわいらしかった
あと
「魔女の庭」のBGMが非常に印象に残った
3拍子の音楽はやっぱりよいものだな
やっぱりワープは渦巻みたいなのに飛び込むのがありがちなパターンなんだな
4つの物語を探して
暗証番号を入れる仕掛けは
「これ全部覚えるのは至難の業やでぇ」
って思っていましたが
一度見たものは暗証番号入力の場所の近くに表示されるようになる
親切設計だった
こういう部分は見習いたい点でもあるし
見習わなければゲームの難易度を上昇させる(昔のゲームっぽくなる)
事も出来る。
・・・
あのヤギの親子と出会って たべちゃわないようにね~
とかっていう会話を見て
「これ最期姫が王子を食べるっていう結末もあるのかもしれない」
って思ったのはただの杞憂だった。
あのヤギ親子もいい人で良かったなぁ
この物語に悪い奴なんて一人も居ないんだなぁ
・・・
王子が転落して助けた後
魔女が大暴れしているのを
なんか力づくで止めようとかって言いだし
『姫は強いから』みたいな発言をしたりして
「お前本当に王子か?嫌だぞ本当の王子は実は転落したときにすでに死んでて
こいつは偽物の誰かがバケてるとか
姫の妄想だとかっていうパターン」
っていうのを感じました。
とことん
『日本一ソフトウェア』の作品
っていうのが、物語を悪い方向へ悪い方向へと考えてしまっていた。
他は
「トロフィー」のシステムっていいなって思いました。
一応PSVitaのゲームは
「スカルガールズ」も持っているのだが、この作品のトロフィーはなかなか集まらなくて・・・
今度真似しよう。
ステキなことだけではない部分もあって
とりあえず
「値段が高い」
この点は見逃せない部分だろう
しかし、この値段は採算が取れる価格設定だということは
ゲーム業界の人間として理解できるので
深くは気にしないようにしよう。

というわけで
素晴らしい作品に出会えてよかった
そのうちまた似たような雰囲気の作品が作られて
その作品では・・・
いや
その話は、その新しい作品が出たらにしよう。
めでたし、めでたし。

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【2018/09/17 18:43 】 | 雑記 | 有り難いご意見(0)
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